米8月鉱工業生産指数の予想
本日は米9月NY連銀製造業景況指数に続き、8月鉱工業生産指数と同設備稼働率が発表されます。
(今回予想2020年9月15日12時現在)
前回7月の鉱工業生産指数(IP)は予想通りになりました。そしてIPの指数は3月以来の100(下図の赤い線)を上回りました。今回予想も+1.0%ですので右肩上がりになります。
従来の傾向は先行指標であるNY連銀製造業景況指数(NY)と一致指数であるIPはNY先行、その後IPが追随する流れです。しかし、コロナウィルスの突発要因によりNYが大きく落ち込みIPと同じ推移を辿りましたが、7月以降NYが大きく回復したことで、先行性が出てきました。従いまして、8月のIPも概ね予想通りの数値になりそうです。
また、今日NYが先に発表されますが、もし9月の数値が良ければ、両者の相関性から、来月のIP9月も良い見通しになりそうです。勿論、逆のパターンもありますので結果次第となります。
鉱工業生産とNY連銀製造業景況指数(青の矢印が今日の発表値予想)
下図はユーロドル相場の日足チャートです。
4月下旬底値からのユーロ高サポートAは1.1100にあります。5月中旬底値Bからのサポートは1.1795にあります。当面の下押しはこのポイントを見ておく必要がありそうです。そして高値D(=1.2035)から下したCは1.1770にあり、7月下旬からのユーロ高が緩やかになっています。もしBが切れたらこのDとCのトレンドラインに沿っての動きになりそうです。更にCも切った場合はCの起点である1.1690にサポートがありますが、ここも切れたらE(=1.1530)までの下値余地を見て置く必要がでてきます。
引き続きユーロは時間調整の中にいて、もしCが切れた場合に値幅調整を注意しておきます。
(2020年9月15日14:20、1ユーロ=1.1896ドル)
オーダー/ポジション状況
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