ユーロドル高値圏でのもみ合い、流動性回復とともにドル売り再開か(8/18夕)

18日の東京市場でユーロドルは堅調推移。

ユーロドル高値圏でのもみ合い、流動性回復とともにドル売り再開か(8/18夕)

ユーロドル高値圏でのもみ合い、流動性回復とともにドル売り再開か

〇ユーロドル日中1.18台後半を上昇、夕刻一時1.1915をつけ年初来高値に迫る
〇米国に売り要因多く、市場に流動性が戻るにつれドル売り再燃の様相
〇テクニカルには1.1916超えると1.1200レベルまでレジスタンス見当たらず
〇1.1915で当面の高値を見たか、あるいは1.19台を固め一段高となるか重要な局面

18日の東京市場でユーロドルは堅調推移。主要通貨に対してドル売り優勢の中で朝方の1.1870レベルから日中はほぼ一方向に値を上げ夕刻欧州勢参入後に1.19台に乗せました。その後年初来高値1.1916にあと1pipsの1.1915まで上昇しましたが、もみ合いに転じ、東京時間18:30現在は1.1905レベルでの取引です。

昨晩は8月NY連銀製造業景況指数の予想以上の低迷や、米商務省のファーウェイ関連会社への禁輸措置拡大に伴う米中関係の悪化懸念、米長期金利の低下等でドルが主要通貨に対して売られる展開となり、ユーロドルは海外時間に1.18台前半からもみ合いながら上昇を続けて1.18台後半でアジア時間につなぎました。
為替市場は未だ休暇中の市場参加者も多い中ですが、市場に徐々に流動性が戻るにつれドル売りが強まってくるイメージです。

テクニカルにはユーロドルは連日上値を切り上げて年初来高値をうかがう動き。
1.1916を抜けると1.20レベルまでレジスタンスらしいレジスタンスは見当たらないことから、海外時間にこのまま1.19台を底固めして年初来高値を更新する流れとなるのか、あるいは1.1915近辺で目先の天井を確認する形となるのか今晩の動きが注目されます。

序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調推移。本日この後は21:30に米7月住宅着工件数の発表があります。

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ユーロドル日足

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