3. N$シカゴポジション(2020年7月28日現在）

N$シカゴポジション(2020年7月28日現在）

シカゴのNZドルのポジションはロングを手仕舞いし、軽めにショートにしてきました。

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N$シカゴポジション(2020年7月28日現在）

シカゴポジション（CME）241

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴポジション（CME）241

主要通貨ポジション（単位：枚）(2020年7月28現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル、NZドル/米ドル＝100,000NZドル

シカゴのNZドルのポジションはロングを手仕舞いし、軽めにショートにしてきました。まだ相場の方向感をもった動きになっていないので、利益確定の動きになっています。内訳はロング2,200枚減、ショート1,100枚増で、ショートを3,300枚増やして、ネットショートが800枚になりました。完全の2週前に作ったロングを手仕舞いした形です。高値（？）圏でショートも増やしているので、今日の締日ではこのショートを手仕舞いするのかもしれません。チャートを見ると、赤のNZドル安トレンドラインは完全に上抜けているので、新たな黒のアセンディングトライアングルが次の目標になります。上値は昨年12月末高値の0.6733米ドル（終値ベース）が目途になっています。サポートは0.6400米ドル付近ですので、下押しには余裕あります。

実際の相場は短期で0.6390〜0.6910米ドル（先週は0.6330〜0.6850米ドルでしたので、週60ピップス程度上昇しています）のNZドル高トレンドを維持しています。そして、前回の高値が2019年12月の0.6755米ドルですので、このレンジ内ではここがダブルトップの位置にいます。下値のサポートは0.6580〜90米ドルにあり、もしここを維持出来ないと、目先のNZドル上げは小休止し、0.6490〜0.65米ドル、トレンドライン下限の0.6390米ドルが強いサポートになっています。今週ももし、この下値トライになった場合にシカゴがどの様にポジションメークをするのかみます。

シカゴポジション（CME）241 2枚目の画像

（1NZドル＝0.6620米ドル、8月4日13:00）

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