3. オーストラリア　６月小売売上高の予想

オーストラリア　６月小売売上高の予想

8月4日、日本時間10時30分に発表予定です。

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オーストラリア　６月小売売上高の予想

オーストラリア　6月小売売上高の予想

オーストラリア　6月小売売上高の予想

（8月3日13時現在）

明日、豪州の6月小売売上高が発表されます。前回はほぼ予想数値となり、4月の▼17.7から大きく回復しました。6月も前月に比べて＋2.4％になりますが、①のチャートでは最近の乱高下がどの様になっているのか非常に解り難くなっています。そこで、2018年12月を100としたチャート②を作成しました。この図からは今年3月の高値をまだ越えていませんが、既に2月以前の数値を凌駕しています。市場は2.4％自体をどの様に受け止めるかを確認したいと思います。
また、豪中間で香港問題を巡る対立が大きくなっており、中国は報復措置として豪州からの輸入を減らしています。同時刻に貿易収支も発表されますので、新たな懸念材料が顕在化するのかを見る必要がありそうです。

オーストラリア　6月小売売上高の予想 2枚目の画像

① 前月比ベース（2020年6月予想値加味（青の矢印）、青：前月比伸び、オレンジ：6ヶ月移動平均）

オーストラリア　6月小売売上高の予想 3枚目の画像

② 2018年12月を100にしたもの（今回予想値を上限にして赤い線を記載）

下図は豪ドル米ドルの週足チャートです。ラインA（＝0.7050）とラインC（＝0.7100）でアセンディングトライアングルを形成していましたが、2手前に上抜けました。先週も一段高トライをしましたが、ラインD（0.7230）で止められています。ここ2手は上ヒゲが長く、ロングで攻めても利確し上値が重くなっています。もしDを抜けばE（＝0.7300）、更にB（＝0.7470）の豪ドル高トレンドライン上限を目指す流れになりますが、Cを切った場合にAで止まるかがポイントになります。万一切れた場合は比較的大きな豪ドル高からの調整入りになりそうです。

オーストラリア　6月小売売上高の予想 4枚目の画像

（2020年8月3日14：30、1豪ドル＝0.7144米ドル）

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