ユーロドルもみあい後に下落 再び1.13割れ(7/7夕)

7日の東京市場でユーロドルは反落。

ユーロドルもみあい後に下落 再び1.13割れ(7/7夕)

ユーロドルもみあい後に下落 再び1.13割れ

〇ユーロドルは株価の反落に値を下げ、再び1.13割れ
〇本日東京市場以降株価は一転全面安の様相
〇テクニカルにはサポートの集中する1.126台で一旦支えそうだが、下抜けると下落リスク高く要注意

7日の東京市場でユーロドルは反落。朝方は欧米市場の期初リスク選好ムードから昨晩ユーロドルが一時1.1345まで上昇した流れを引き継いで1.13台前半でのもみ合いとなりました。
しかし本邦の株式市場が、オープン直後から利益確定目的とみられる売りが優勢となり、米株先物も下落に転じると、為替市場はリスク回避のドル買いが強まり、ユーロドルも反落。9時台につけた1.1333を高値に夕刻までほぼ一方向での下げとなり、東京時間18:00現在は1.1265-70レベルでの取引です。

昨日株式相場をけん引した中国のCSI300指数は本日も0.6%高で上昇を維持しましたが、日経平均や香港のハンセン指数、韓国総合指数などは軒並み沈み、これを受けた序盤の欧州主要株価指数もさらに下げ幅を拡大する動きとなっています。
15:00に発表されたドイツの5月の鉱工業生産は前年比-19.3%と前月の25.3%のマイナスからは回復したものの、事前予想の-16.9%には及ばなかったことも欧州株、ユーロの頭を重くしています。

テクニカルにはユーロドルは再び21日移動平均線(本日1.1263レベル)付近まで後退、この付近はほかにも基準線(1.1269)、転換線(1.1265)等が密集しており、いったんは下げ止まりそうですが、1.13台の重さを再確認した形ともなっており、この水準を下抜けると6/19安値1.1168あたりまで現状ではサポートが見当たらず、下方向のリスクには注意が必要です。

尚、本日この後あまり重要な指標等の経済イベントは予定されていません。

ユーロドルもみあい後に下落 再び1.13割れ

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る