日銀現状維持、物価見通し下方修正(2016年6月16日)

日銀は15−16日に開いた金融政策決定会合で、政策の現状維持を賛成多数で決めました。

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日銀現状維持、物価見通し下方修正(2016年6月16日)

日銀現状維持、物価見通し下方修正(速報)

現状維持

6月15〜16日の日銀金融政策決定会合で、日銀は、現状維持を賛成多数で決めました。
具体的には
1. マネタリーベースが、年間約80兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う事
2. 金融機関が保有する日本銀行当座預金に▲0.10%のマイナス金利を適用する事
の2点につき
現状のまま継続です。

景気の項目別判断では、
公共投資と住宅投資を上方修正。

当面の物価見通しについては、
小幅のマイナスないしゼロ%程度と下方修正。

公共投資、住宅投資を上方修正、物価見通し下方修正

木内登英審議委員が、これまでに引き続き
マネタリーベースと国債の買い入れ額減額(年間増加額45兆円)と、
2%目標達成の柔軟化を提案し、
反対多数で否決されました。

そしてこの後
午後3時半から
黒田日銀総裁の記者会見があります(予定されていました)。

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