米5月ISM製造業景況指数の予想(2020/6/1)

日本時間2020年6月1日の23時に発表予定です。

米5月ISM製造業景況指数の予想(2020/6/1)

米5月ISM製造業景況指数の予想

米5月ISM製造業景況指数の予想

(今回発表予想)2020年6月1日13時現在予想


本日23時、米国5月ISM製造業景況指数(今回予想は下記チャート青色矢印の先端部分)が発表されます。
ISMとPMIの両指数はほぼ相関しており、既発の5月PMI指数(本日改定値が22時45分に発表:予想は下記)は4月より改善しているので、今回のISM数値も同じ傾向を辿るとの見方です。
今日の数値は予想通りとなった場合に、市場が@先行き改善期待と取るか、A不況を示す50未満で4月からの改善が少ないと取るか、に注目します。勿論予想レンジ上限でも出れば6月以降の50越え期待がでますし、逆に40未満になれば一段の悪化ですので、これまで持っていた市場のアフターコロナの改善期待が怪しくなります。

米5月ISM製造業景況指数の予想 2枚目の画像

ISM製造業景況指数(青)とPMI製造業指数(オレンジ)





また本日は米国の経済指標が下記発表されます。

米5月ISM製造業景況指数の予想 3枚目の画像

米国の経済指標(発表の日本時間)

下図はドル円相場の日足です。ラインA(=108円80銭)とB(=107円20銭)の短期ドル高トレンドラインを維持していますが、上値はラインC(=108円20銭)にも止められており、現状はBとCのアセンディングトラインアグル気味になっています。残り1円幅ですので月も変わったことからいよいよレンジ抜けを期待したいところです。流れはドル強含みですが、Cを抜けてもAの108円80銭、Dの109円40銭に抵抗線あります。
逆に107円未満で終わった場合はBの起点である106円00銭が次のポイントになります。先週金曜日はまだ騙しの範囲内ですが、下ヒゲは僅かにサポートを抜いています。18営業日も上げているので、下値リスクも高まりつつあります。

米5月ISM製造業景況指数の予想 4枚目の画像

(6月1日15:25、1ドル=107円52銭)

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