ユーロドル 1.09台前半に反落後欧州時間に一転急伸、約2か月ぶり高値へ(5/27夕)

27日の東京市場でユーロドルは軟調推移。

ユーロドル 1.09台前半に反落後欧州時間に一転急伸、約2か月ぶり高値へ(5/27夕)

ユーロドル 1.09台前半に反落後欧州時間に一転急伸、約2か月ぶり高値へ

〇ユーロドルは夕刻欧州時間に急伸、4/1以来の高値となる1.1030をつける
〇ユーロ円は118.81まで上伸
〇EUが共同債を発行し7,500億ユーロレベルの財政刺激策を提案するとの報道がトリガーに
〇テクニカルにも200日線をクリアし一転ユーロ買い地合いへ
〇200日線を固め1.1065の雲上限を目指す動きとなるか注目

27日の東京市場でユーロドルは軟調推移。前日海外時間にはは連休明けの欧米市場でリスク選好が回復、主要通貨に対してドルが全面安となり、ユーロドルも一時1.0996まで上昇しました。
しかし、1.10に乗せられずに上値の重さを再確認すると、その後米株が終盤にかけて上げ幅を縮小したことも重なり、1.0980レベルに反落してアジア時間を迎えました。
本日東京時間には、アジア株が横ばいに転じたことでドルに買い戻しが入り、ユーロドルはさらに1.09台半ばでほぼ一方向に下押ししましたが、夕刻欧州勢参入後に1.0934に急落、直後に1.10台に急伸するなど一転して荒い値動きとなっています。ユーロドルは一時1.1030に上昇、東京時間19:00現在も1.1020レベルの高値圏で取引されています。この間ドル円にはあまり動きはなくユーロ高はそのままユーロ円も押し上げた形となり、ユーロ円は一時118.81まで上値を伸ばしました。

夕刻のユーロ急伸の背景には、EU執行部が7,500億ユーロの景気刺激策を提案、その一部は共同債の発行で調達すると報じられたことがある模様です。欧州株、米株先物も上昇に転じており、海外時間に入り本日もリスク選好の動きが先行した形です。

テクニカルにはユーロドルは、この上昇で1.1012レベルの200日移動平均線を約2ヵ月ぶりに上抜け、一転ユーロ買い地合いが強まった印象。200日線をしっかり固め1.1065レベルの一目均衡表の「雲」上限を試す動きとなるか注目されます。

今晩この後は、23:00に米5月のリッチモンド連銀製造業景況指数、明日未明3:00に米地区連銀経済報告が公表予定です。

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