ユーロドル1.09台前半 欧州連休明け未だ方向感を見出せず
14日の東京市場でユーロドルは方向感なく推移。昨晩祝日で欧州勢不在の海外時間にはユーロドルは薄い市場の中、米ドル中心の動きとなり、序盤には米長期金利の低下にともなうドル売りで1.0967まで上昇しました。しかし、アジア時間中先物で上昇していた米国株が、米国時間に急落するとリスク回避のドル買いが急速に進み、ユーロドルは1.0893に下落しました。
本日東京時間には米株価指数先物が再び上昇に転じたため、ユーロドルもドル売り戻しにつれ高となり、1.09台前半を上昇。1.0950の手前まで上昇するも、夕刻連休明けの欧州勢が市場に戻ると不安定な動きとなり下落後上昇。 高値1.0967をつけた後東京時間19:00現在は1.0945-50レベルで取引されています。
テクニカルにはユーロドルは本日1.0897近辺を下降中の21日移動平均線をサポートとして、3/9以降のユーロ下落トレンドを上抜けつつあります。
序盤の欧州主要株価指数は欧州の複数の国で感染者拡大が鈍っており、一部で外出規制を緩める動きも出ていることを好感し、おおむね上昇して始まっています。
本日この後海外時間には21:30に輸入物価指数の発表がある程度、連休明け本格稼働する欧米の株価動向に注目が集まります。
ユーロドル日足
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