3. オーストラリアの2月住宅建設許可件数結果（日本時間2020年4月1日公表分）

オーストラリアの2月住宅建設許可件数結果（日本時間2020年4月1日公表分）

住宅建設許可件数は前月比予想を大幅に上回る数値となりました。

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オーストラリアの2月住宅建設許可件数結果（日本時間2020年4月1日公表分）

オーストラリアの2月住宅建設許可件数結果

オーストラリアの2月住宅建設許可件数結果

今回結果（季節調整済）
住宅建設許可件数は前月比予想を大幅に上回る数値となりました。
前月比の1月数値は当初の▼15.3％⇒▼15.1％と小幅上方修正されました。この分を勘案すると2ヶ月計では20％越える増加です。また、前年比は▼5.8％になりました。前年比はエコノミスト集計が無かったので、前月予想値から勘案した数値は▼19.7％でしたので大きく改善しています。

下図は前年比ベースの数値ですが、まだマイナスながらも2018年末からは改善傾向を辿っています。増加の主要因は、戸建て住宅を除く民間住宅建設許可が前月比＋61.7％と大きく貢献していますが、前年比では▼7.9％です。とりあえず、2月までは豪州中銀の予想通りの結果になりました。来月からはコロナウィルスの影響が出始めると思います。

オーストラリアの2月住宅建設許可件数結果 2枚目の画像

前年比ベースの推移（2020年2月まで）（緑はゼロ）


豪ドル対米ドルの為替相場は発表前に0.6135米ドル付近で推移していましたが、予想以上の数値にも反応せず、僅か10ピップス程度の買いが入っただけで、現在は逆にその高値から20ピップス程度売られています。
下図は豪ドル米ドルの日足チャートです。緑のラインAが0.6580、Bが0.5970にあります。当面はこのレンジの3角保合いが想定されます。しかしながら、青の移動平均62日線が0.6575、赤の38日線が0.6413で上値を抑え込み、更に丸印の0.62米ドルの窓空けが抵抗線になっています。Bを維持している限り短期は戻り高トライの流れになっていますが、今日の好数値にも関わらず上値が重く、ここまでかなり豪ドルは戻しているので、先にラインBまでの下押しが入ってもおかしくない状況です。
（4月1日10：50、１豪ドル＝0.6123米ドル）

オーストラリアの2月住宅建設許可件数結果 3枚目の画像

豪ドル米ドル日足

オーダー/ポジション状況

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