ISM非製造業指数鈍化で更にドル円107円割れ
雇用統計の予想外の低い伸びに続き、同日発表となったISM非製造業指数も事前予想55.3に対し52.9と約二年ぶりの低水準となりサービス業の活動拡大ペースの鈍化が鮮明となりました。これを受けドル円は107円も割り込み、安値106.61NYダウも一時140ドルを上回る下落を見せるなど全面的にリスクオフのセンチメントに変化しています。
これまでの「雇用の改善が消費を通じて物価を押し上げる」という図式は一晩で大きく修正を迫られており、6月の米利上げのみならず7月についても疑問符がついている状況です。
尚、同時に発表となった製造業受注指数や耐久財受注については事前予想通りでした。
尚、日経平均先物もこれらの指標に大幅下落、安値16,250円をつけて、16,320円近辺での取引。週明け東京市場の株価への影響は避けられない見通しです。
オーダー/ポジション状況
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