3. ユーロドル昨晩高値更新後は横ばい推移　G7待ち（3/3夕）

ユーロドル昨晩高値更新後は横ばい推移　G7待ち（3/3夕）

3日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。

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ユーロドル昨晩高値更新後は横ばい推移　G7待ち（3/3夕）

ユーロドルG7待ち　昨晩高値更新後は横ばい推移

3日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。昨晩海外市場では米主要株価指数が急反発、主要通貨に対するリスク回避のドル買いにも巻き戻しが入り、ユーロドルでもドル売りが強まりました。ユーロドルは深夜過ぎに高値1.1185をつけています。
本日日中は、今晩開催されるコロナウイルスによる経済への影響への対応を議論する、G7財務相中央銀行総裁臨時電話会議の内容を見極めたいとして、市場で様子見気分が強まり、1.1115-56レンジの比較的穏やかな動きとなりました。東京時間19:30現在ユーロドルは1.1122レベルで取引されています。

先週の米国主導の株価の急落に、FRB、日銀、ECB等が相次いで金融緩和策を示唆ないし実施している中で、本日の緊急電話会議後に市場の期待以上の協調行動や、政策金利の機動的引き下げ等の目に見える動きをG7が示せるかが注目材料。ただ、ロイターが日中G7関係者の話として声明文の素案には具体的な協調利下げや財政出動といった内容は含まれないと報道しており、アジア時間のリスク選好に水を差す流れとなっています。

テクニカルにはユーロドルは昨日の上昇で直近高値1.1096までの全戻しを達成。当面のレジスタンスと考えられていた200日移動平均線、一目均衡表の「雲」等を全て突き抜け、19年初からの中期下降トレンドの上限(本日1.1180レベル)も一時上回る動きを見せました。このトレンドラインから明確に離脱した場合には中期のユーロ安トレンドが変化する可能性があり、注意が必要です。


序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高。今晩は米大統領選で予備選挙が集中する「スーパーチューズデイ」ですが、大勢の結果判明は東京時間明日以降となる見込みです。G7緊急電話会議は今晩21時から開催の予定。

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