ユーロドル1.1000絡み 安値圏でのもみ合い
6日の東京市場でユーロドルは横ばい推移。日中は1.10割れの水準で小刻みな動きが続きました。日中の安値は昨晩の海外市場の安値と並ぶ1.0994。
ただ、この水準ではユーロ買いも根強く、夕刻にかけてはやや値を戻す動きとなり、一時1.1014まで値を戻した後、東京時間19:00現在は1.0999レベルでの取引です。
昨晩海外市場では序盤に流れた抗ウィルス薬開発進展のニュースにリスク回避ムードが後退、安全資産とされる米債が売られ米長期金利が急上昇しました。それに伴いユーロドルではドル買いが強まり、更にADP雇用統計、ISM非製造業指数等の米指標が事前予想を上回る結果となったことでドル買いが一段と強まり、ユーロドルは1.1000を再び割り込む動きとなりました。
ただ、1/29安値1.0992を前にユーロ買い意欲も強くアジア時間以降は安値圏での膠着状態となっています。
テクニカルにはユーロドルはサポートらしいサポートも見当たらず、1.10も割り込んだことでユーロ安地合いが継続。前述の1/29安値1.0992や11/29安値1.0981を射程に収める位置づけです。ただ、週末に米雇用統計の発表を控え大きな動きとはなりにくい時間帯となっており、16:00に発表された12月の独製造業受注が前月比-2.1%と予想外のマイナスとなったにもかかわらずユーロは反応薄でした。
序盤の欧州株価指数先物は本日も全面高の様相。今晩この後は22:30に新規失業保険申請件数の発表がある程度です。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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