日経平均大幅反発、円小幅安(2016年5月25日)

本日の東京市場では昨晩住宅指標の好調から米国株式市場が大幅に上昇した流れを受けて、日本株にも買い安心感が広がり

日経平均大幅反発、円小幅安(2016年5月25日)

日経平均大幅反発、円小幅安

本日の東京市場では昨晩住宅指標の好調から米国株式市場が大幅に上昇した流れを受けて、日本株にも買い安心感が広がり日経平均は前日比258円高の16,757円で終了しました。
金利引き上げがより現実味を帯びてきたことからドル円も朝方は110円台前半で取引されましたが、その後は伸び悩み110円を挟んでの取引となりました。為替市場は昨晩のうちにすでに米株、金利材料は織り込んで上昇したためか、日中はやや上値の重さが目に付く場面がありました。
尚、今朝方はユーロ圏財務相会合においてギリシャ向けの融資供与が決まり債務危機が回避される見通しとなるなど好材料の目立つ一日でした。

明日から28日までの伊勢志摩G7サミットについては安倍首相が午前中に「最大のテーマは現下の国際経済にどう対応するかだ」「世界経済の持続的な成長に貢献する力強いメッセージを発出したい」などと意欲を示す発言をしており、市場からはあまり期待されていない今回のサミットが多少材料となる可能性が出てきました。
G7サミットに先立ち今晩は日米、日英首脳会談が開催される見込みです。事前の根回しに期待したいところです。
序盤の欧州株価指数先物は各市場とも大きく上昇して始まっています。
今晩は20:00より米MBA住宅ローン申請指数、昨日に引き続いて住宅市場の堅調が裏付けられるかが注目されます。

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