日経平均じり安、ドル円も下落
本日の東京市場では東証一部の売買代金が最低を記録するなど株、為替とも動意の薄い取引となりましたが、原油先物価格が48ドルを割り込んだことなどから、ドル円も株も上値の重い展開となり、日経平均は155円安の16,498円で終了、ドル円は109円台前半での取引の後109.20近辺での取引となっています。
市場では週末の伊勢志摩サミットを控え、大きな材料が出てくることは期待していないものの、若干の様子見気分。ただ、本日の参議院財政金融委員会で麻生財務大臣は仙台のG7で十分であり、サミットでの踏み込んだ合意は期待しないと述べています。
連日の米地区連銀総裁の利上げ観測発言についてはいまだ半信半疑ながらそれなりに認識された模様でもあり、大きくドルを売る地合いでもないながら、前週末のG7への失望感や原油先物の下落分を相場に徐々に織り込んでいったかたちです。
本日本邦で重要な指標の発表はありませんでした。
今晩の米指標は23:00に新築住宅販売件数
序盤の欧州株式指数先物は概ね下落して始まっています。
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G7終了。新味無く、為替日米の認識の差埋まらず。
仙台で開催されたG7は二日間の会合を終え、麻生財務大臣、リー米財務長官らが記者会見を行いました。
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