オーストラリア 8月の小売売上高結果(19/10/4)

10月4日に公表されました。

オーストラリア 8月の小売売上高結果(19/10/4)

オーストラリア 8月の小売売上高結果

◆8月小売売上高実績  前月比+0.4%(予想+0.5%)

8月の小売売上高は予想を若干下回る+0.4%でしたが、7月が当初の▼0.1%⇒0.0%に上方修正されたので、実質は予想通りの結果になりました。

オーストラリア 8月の小売売上高結果

2019年に入ってから、移動平均線はほぼ2018年と同じ様な状況で、横這い推移になっています。
尚、四半期毎の推移は、2018年3Q平均は+0.17%、4Qは+0.13%、2019年1Qは+0.43%、
2Qは+0.1%、3Qは2ヶ月で+0.2%となり、前期の落ち込みを少しカバーした程度に留まっています。

主なセクター別内容は(前月比ベース)下記となっています。

オーストラリア 8月の小売売上高結果 2枚目の画像

6業種分類で半分が前月比プラスとなり、半分がマイナスでした。

豪ドル対米ドル相場は発表前0.6750〜55米ドルでしたが、発表後は0.6760米ドル付近までの小幅高に留まっています。昨日の米ISM非製造業景況指数が予想を下回る数値になり、豪ドルのショートカバーとなりなりました。NY終値から現在までは、上値抵抗線の0.6760米ドルに丁度止められています。ここを越えれば次は0.6810〜20米ドルをトライできる態勢に入れますが、今日の米雇用統計待ちになりそうです。もしここを越えて終われれば、トレンドライン上限方向への豪ドル安調整になります。
下値は強いサポートである0.6680〜90米ドルに4回止められており、またこの水準は週初の豪ドル安トレンドライン0.6680〜0.6980米ドルレンジの下限にもなっています。現在はそのライン下限が0.6665米ドル付近まで下がっています。
(2019年10月4日14:40、1豪ドル=0.76754米ドル)

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