ユーロドル 雇用統計で下落後は1.12台前半で横這い推移(19/7/8)

週明けの東京市場でユーロドルは動意薄。日中のレンジは1.1219-33の14pipsどまり、

ユーロドル 雇用統計で下落後は1.12台前半で横這い推移(19/7/8)

ユーロドル 雇用統計で下落後は1.12台前半で横這い推移

週明けの東京市場でユーロドルは動意薄。日中のレンジは1.1219-33の14pipsどまり、夕刻欧州勢参入後もほぼ変わらずで、東京時間18:30現在は1.1228レベルでの取引です。

先週末発表された6月の米国雇用統計は、失業率が3.7%に上昇、平均時給の伸びも事前予想を下回る前月比+0.2%にとどまりましたが、非農業部門雇用者数が+22.4万人と最近では高い数値を示し、事前予想も上回ったため、過度の米経済先行き悲観論が後退するとともに長期金利が反発。結果、金利先安感に支えられていた米株式市場は反落する展開となりました。

ユーロドルは雇用統計前後の米金利の上昇に、素直にドル買いユーロ売りとなり雇用統計発表前には1.1260-70レベルであったものが一時1.1207まで急落、その後も戻りは鈍く1.1220-30レベルで越週して、その流れのまま本日欧州時間を迎えています。

テクニカルにはユーロドルは5月下旬からの上昇レンジを下抜けて一目均衡表の「雲」の中での推移。金曜の下落で基準線、90日線も下抜けています。ただ、本日1.1250近辺の「雲」の上限は明日1.1219まで低下。現水準で推移すれば明日は「雲」の上に再び出て来る形となります。

一方下値目途は金曜安値1.1207や「雲」の下限1.1192と近く、これらのラインを割れた場合にはユーロ売りが加速する可能性もなくはなく、要注意です。
序盤の欧州株価指数先物は米国、アジアの株安と、15:00に発表された5月の独鉱工業生産の不冴えにほぼ全面安。本日、明日と重要な経済指標発表等のイベントは予定されておらず、水曜からのFRBパウエル議長の議会証言とFOMC、ECB議事要旨の発表までは為替市場は方向感が出にくそうです。

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ユーロドル日足

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