ユーロドル米長期金利上昇で反落、1.13挟み(6/10夕)

週明けの東京市場でユーロドルは弱含み。

ユーロドル米長期金利上昇で反落、1.13挟み(6/10夕)

ユーロドル米長期金利上昇で反落、1.13挟み

週明けの東京市場でユーロドルは弱含み。週末にトランプ大統領がメキシコに対する追加関税の無期限見送りを決めたことから先週末まで続いた貿易摩擦に関する緊張感が幾分和らぎ、対ユーロでドルに買い戻しが入っています。米長期金利も反発。5月初め以来先週までほぼ一方向で下げ、先週末不冴えだった雇用統計発表後には一時2.05%に下落していた10年もの国債金利は、本日2.13%台まで上昇しています。

米欧の金融政策のベクトルの違いは引続きユーロのサポート材料となりますが、欧州圏も英国、イタリア等に問題を抱えており、先行き不透明。
英国の次期首相選出とEU離脱問題では、最有力候補となっているボリス・ジョンソン前外相が10月末までにEUとの離脱案がまとまらない場合でもEUからの強硬離脱を主張、「合意なき離脱」のリスクが再び高まりつつあります。

このままユーロが上昇に転じるのか、それとも下落トレンドに復するのかは今しばらく見極めが必要です。

テクニカルにはユーロドルは金曜の上げで今年1月以降の緩やかな下落トレンドの上限を抜けましたが、1.1366付近を下降中の200日移動平均の手前で一旦頭を抑えられた形です。
一方下方向は一目均衡表の「雲」の上限が1.1280、90日線が1.1258、転換線と基準線が1.1230前後、その下には21日移動平均線の1.1202も控えており1.12台がサポート厚めです。

序盤の欧州株価指数先物はリスク選好の回復にほぼ全面高。今晩この後重要な経済指標等の発表はありません。

ユーロドル米長期金利上昇で反落、1.13挟み

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