ユーロドル横這い後1.11台半ばに反発(5/31夕)

11日の東京市場でユーロドルは安値圏から反発。

ユーロドル横這い後1.11台半ばに反発(5/31夕)

ユーロドル横這い後1.11台半ばに反発

11日の東京市場でユーロドルは安値圏から反発。日中の1.11台前半でのもみ合いから夕刻欧州勢参入後はややユーロが上昇する流れとなり、東京時間18:00現在は1.1150レベルで取引されています。

昨晩、海外序盤は引き続きイタリアの財政問題等が重石となり、ユーロドルは下値を探る展開、一時1.1116の安値をつけました。しかし深夜前に米長期金利が再び低下を始めると、ユーロドルでもドル売りが出て下げ止まり、東京時間は1.1130近辺で取引が始まりました。

その後、日中は方向感無く推移しましたが、15:00に発表された4月の独小売売上高が前月、市場予想を大きく上回る+4.0%となったことで、ユーロ買い戻される動きとなっています。
ただ、連日発言が物議を醸しているイタリアのサルビーニ副首相は本日夕刻もイタリア中銀のイグナチオ・ビスコ総裁のスピーチを引き合いに「イタリア経済の再生には財政的なショックが必要と確認された」などと述べ本日もEUに対する対抗姿勢を隠さしていません。
本日イタリアが欧州委員会からの財政規律違反の説明を求める書簡への回答期日を迎える中、今晩もユーロは波乱含みです。

テクニカルにはユーロドルは1.11台後半に21日移動平均線、基準線、転換線等の抵抗線が並び、これらをしっかり抜けて1.12台を固めない限りはリスクは引続き下方向。昨日到達しなかった年初来安値1.1107を下抜けると下げ加速の可能性もあり、本日も注意が必要です。

ユーロドル横這い後1.11台半ばに反発

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