ドイツ第1四半期GDP速報値予想及びユーロ圏第1四半期GDP改定値予想(19/5/14)

発表予定時間はドイツは日本時間5月15日15時、ユーロが日本時間5月15日18時です。

ドイツ第1四半期GDP速報値予想及びユーロ圏第1四半期GDP改定値予想(19/5/14)

ドイツ第1四半期GDP速報値予想及びユーロ圏第1四半期GDP改定値予想

ドイツ第1四半期GDP速報値予想及びユーロ圏第1四半期GDP改定値予想

(今回発表予想)5月14日12時現在

ドイツ第1四半期GDP速報値予想及びユーロ圏第1四半期GDP改定値予想 2枚目の画像

ユーロ圏GDPとドイツGDP推移(前期比伸び率)

今回の予想はオレンジ色の○印が該当します。
既にユーロ圏の1Q・GDPが出ているので妙な感じですが、前期比+0.4%の伸びとなっています。

ドイツ第1四半期GDP速報値予想及びユーロ圏第1四半期GDP改定値予想 3枚目の画像

ユーロ圏GDPとドイツGDPの3四半期移動平均線の推移

ユーロ圏でドイツの経済が占める割合は大きく、約30%と言われています。また内閣府の調査によれば、ドイツ・フランス・イタリア・スペインの4ヶ国でユーロ圏GDPの4分の3以上を占めています。
そして域内の貿易は、資本財をドイツ⇒ユーロ圏域内に輸出、中間財をユーロ圏域内⇒ドイツに輸出、そして完成品(特に自動車が主要を占めています)をユーロ圏域外に輸出して、ドイツは貿易黒字を形成しています。従いまして、ユーロ圏の成長が伸びれば、その後ドイツに伝播する形になります。
上のチャートを見ると先にユーロ圏のGDP拡大後にドイツか追随し、下落すると後からドイツが追随するパターンになっています。今回もこのパターンでいく場合、ユーロ圏の1QGDPが上がっているので、ドイツのGDPは次第に拡大していくことになります。米中貿易摩擦問題がユーロ圏の2Q以降のGDPに、どの様に影響を与えるのかが注目されます。

ユーロドルの相場は、年初からユーロ安トレンドラインを形成しており、そのレンジは1.1060〜1.1360になっています。この間の1.1260〜70米ドルに抵抗線があり、目先はここが強いので一段高の戻り狙いを阻止されています。越えた場合にレンジ上限トライになります。一方で下値は1.1170〜80米ドルにサポートがあり、切れれば1.1110〜20米ドルのダブルボトム狙いになります。
現在の主要3通貨の相場がほぼ円全面高の最中で、ドルとユーロの強弱が無くなりかけています。当面は1.1170〜1.1270米ドルレンジを想定し、上限抜けると1.1360米ドル方向、下限抜けると1.1060米ドル方向に行き易くなりそうです。
(5月14日13:30、1ユーロ=1.1239米ドル、123円15銭)

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