ドル円109円台半ば 東京午前に下げ一服。(5/14午前)

14日午前の東京市場でドル円は109円半ばでの取引。昨晩の急落からやや値を戻す展開です。

ドル円109円台半ば 東京午前に下げ一服。(5/14午前)

ドル円109円台半ば 東京午前に下げ一服。

14日午前の東京市場でドル円は109円半ばでの取引。昨晩の急落からやや値を戻す展開です。
昨晩中国政府はトランプ大統領の「中国は報復すべきでない」との警告を無視、米国からの一部輸入品に対する関税を6/1から引き上げると発表しました。
これを受けNYダウは一時700ドルを上回る下落を見せましたが、その後ムニューシン財務長官が「米中の貿易交渉は継続中」、トランプ大統領が「習首相とG20で会う予定だ」「3,000億ドル相当の中国製品への課税はまだ決めていない」などと発言、「火消し」に回ったことから、ダウはやや戻して617ドル安で終了しました。

リスク回避の動きが強まる中、ドル円も海外時間に一時109.02まで、米10年もの国債利回りは2.38%まで下落しています。その後米株の小幅反発にドル円は一旦は109.40近くまで戻したものの、今朝方米政府が3,000億ドル相当の関税の詳細を公表、6/17に公聴会を開催するとしたことから反落し109.20台で東京時間につなぎました。

東京時間序盤には日経平均がすべての業種で下落、下げ幅は一時400円を超えましたが、その後160円近くまで下げ幅を縮小しています。ドル円にもそれにあわせて買戻しが入り、東京時間10:30過ぎには一旦109.50を回復しています。

109円に近い円高水準は2月初頭以来と言う事もあり、実需のドル買い等も出てドル円は一旦戻しているものと思われますが、米中関係に短期的解決策は見出し難く、リスクは依然下方向です。110円より上はかなり重い感じになってきており、日中は昨日109.87にあり下降を続ける5日移動平均線を上抜けて切り返せるかに注目です。下値はサポートらしいものがあまり見当たりませんが、昨晩クリアできなかった109.00、1月3日安値104.87から4/24高値112.40への上昇の半値戻し108.64あたりがターゲットとなりそうです。

ドル円109円台半ば 東京午前に下げ一服。

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