シカゴポジションN$ (2016年4月19日現在)

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴポジションN$ (2016年4月19日現在)

シカゴポジションN$

主要通貨ポジション(単位:枚)
(2016年4月19日現在の数値)

主要通貨ポジション(単位:枚) (2016年4月19日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。

通貨単位(1枚当たり)
豪ドル/米ドル=100,000豪ドル
NZドル/米ドル=100,000NZドル

コメント

NZドル/米ドルのポジションは再度ロングを積み増し、ネットで5,000枚越えました。まだ枚数少ないのでどちらに行き易いポジションになっています。ポジション的に言えばまだNZポジションの積み増しに傾き易いのですが、豪ドルロングポジションが大きくなっているので、NZドルも引き摺られる可能性があります。

実際の相場も、NZドルは先週水曜日以降、0.7050付近を高値に0.6860付近まで下落しています。先週のNZドル高値は右肩上がりトレンドラインの丁度上限でした。先週後半の動きから、シカゴのポジションは上記よりは減っている可能性が高いと思われます。
さて、現在は高値からの抵抗線が0.6910に来ています。ここを破れば0.7050のダブルトップを狙える位置にきますが、逆に0.68を割れると、一段安の可能性が高くなります。この場合は次ぎの下値ポイントが0.6750〜60レベルに位置しています。(1NZドル=0.6865米ドル、4月25日15時現在)

              NZドル/米ドル

              NZドル/米ドル

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