N$シカゴポジション(2019年3月11日現在)

NZドルポジションはオセアニア通貨全般の流れで捉えると、豪ドル安に連れてNZドル安方向に行く可能性が高くなりそうです。

N$シカゴポジション(2019年3月11日現在)

シカゴポジション(CME)169

シカゴポジション(CME)169

主要通貨ポジション(単位:枚)(2019年3月5日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴのNZドルポジションは昨年12月11日に大きくショートカバーしてから、±3,000枚を限度に横流れになっています。このためチャートでも昨年12月に戻り高値を付けてから3角保合いの収斂の極みにきています。このまま推移すると、オセアニア通貨全般の流れで捉えると、豪ドル安に連れてNZドル安方向に行く可能性が高くなりそうです。NZドルはポジション的にはどちらでも行き易いので、トレンドが出来始めると少し長い期間オセアニア通貨の下値模索になるかもしれません。
勿論NZドルの抵抗線上抜けで、豪ドルが買い方向に引っ張られるケースもありますが、現状ではサポート抜け掛けている豪ドルが先行する地合いになります。

そのNZXドル米ドル相場は、まだ0.6720〜0.6910米ドルレンジの3角保合いの収斂内にいます。先週は0.6740〜50米ドルのサポートに止められて現在は0.68米ドル絡みで推移しています。下値は0.6750、0.6720米ドルの順にサポートあり、後者割らないとまだ3角レンジ内の上限へのトライができる形になっています。そこの上値抵抗線は0.6820、0.6850、0.6880米ドルの順に抵抗線が控えており、最後の抵抗線を越えない限りレンジ上限の0.6910米ドル方向のトライは無いと思われます。
(1NZドル=0.6803米ドル、3月11日14時45分現在)

シカゴポジション(CME)169 2枚目の画像

シカゴNZドルポジションと締日終値のチャート
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。

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