シカゴポジション(CME)169
主要通貨ポジション(単位:枚)(2019年3月5日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを5,000枚増やし、4万枚越えの残高になりました。過去のパターンを見ると、3万枚前後・5万枚前後・7万枚前後がポジション積み増しの目途になっているようで、先週までの3万枚台越えで、もう一段の積み増しが予想されます。シカゴ締め後も相場は豪ドル安になっているので、明日の締日でもう少しショートを積み増していると思われます。
チャートをみると赤い豪ドル安トレンド内で黒の3角保合いを下抜けかけています。赤の下限が0.6980米ドル付近にあるので、その辺りまでの下押しになる可能性を残しています。
実際の豪ドル米ドルの相場は、先週コメントした0.7070〜0.7200米ドルの3角保合いを下抜け、そして2つ目のサポート0.7000〜10で止まり、現在は0.7040米ドル絡みで推移しています。
当面は年初の実態部分の底値0.6980絡みが強いサポートになっており、もしこれを下抜いて終わると、年初の長いヒゲ0.6745〜0.6980米ドルの底固めの動きに入ります。途中、新たな豪ドル安トレンドラインが0.6950〜0.7160米ドルにできているので、今週は0.6940〜50米ドルでは止まりそうです。この豪ドル安トレンドを変えるには最低でも0.7060米ドルの抵抗線を越え、0.71米ドルまで戻す必要があります。その意味で0.71米ドル手前は当面の売り場になりそうです。
(1豪ドル=0.7040米ドル、3月11日14時45分現在)
シカゴ豪ドルポジションと締日終値のチャート
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。
オーダー/ポジション状況
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