オーストラリア 1月小売売上高結果(19/3/7)

3月7日、日本時間9時30分公表済

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オーストラリア 1月小売売上高結果(19/3/7)

オーストラリア 1月小売売上高結果

1月小売売上高実績  前月比+0.1%(予想+0.3%)
  
1月の小売売上高は予想を下回る+0.1%となりました。
12月数値は当初の▼0.4%はそのままとなっています。
GDPの60%を占める消費が非常に悪い状況が続き豪州経済には芳しくありません。

四半期毎の推移は、
2018年
2Q平均は+0.43%、
3Q平均は+0.13%、
4Q平均は+0.13%
となり、2019年最初の数値も0.1%ですから、ここ1年での伸びは非常に緩やかに留まっています。

豪ドル米ドル相場は発表前に0.7035米ドル付近で推移していましたが、予想より悪化した小売売上高に0.7021米ドルまで約15ピップス下がりましたが、同時に発表された、好調な貿易黒字に買い戻され、現在は0.7037〜38付近で推移しています。材料としては痛み分けになっています。
既に3角保合いを下に切った相場は0.7000〜10にあるサポートに止められており、年初の大きな豪ドル安起点である0.6980米ドルにもサポートあるので、ここで踏み止まっています。上値は0.7060、0.7090〜0.71米ドルに抵抗線あり、後者越えて終らないと豪ドル弱い状態は継続します。下値は0.6970米ドル切れに注意します。
(3月7日10:50、1豪ドル=0.7038米ドル)

オーストラリア 1月小売売上高結果

主なセクター別内容は(前月比ベース)上記となっています。
6業種分類で3業種がプラスになりました。また前月は下方修正が多くなっています。

オーストラリア 1月小売売上高結果 2枚目の画像

豪州小売売上高伸び(出所:豪州統計局

上図は豪州統計局作成の小売売上高の実数チャートで、12月と1月を比較しています。
季節調整済数値(灰色)が、依然としてトレンドラインを下回る状況が続いています。
270億ドル付近からの上放れが欲しいところです。(上図○印)
統計局のコメントもセクター別の分析で好悪混在した結果になったと見ています。

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