チャートで見るオーストラリアの住宅・オフィス事情

(出所:オーストラリア中銀、2016年4月15日公表分から住宅関連を一部抜粋)

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チャートで見るオーストラリアの住宅・オフィス事情

チャートで見るオーストラリアの住宅・オフィス事情

           (1)地域毎の住宅価格推移

           (1)地域毎の住宅価格推移

大都市の住宅価格が著しく上昇している。右図の黒ラインが豪州全体
左図の青:シドニー、緑:メルボルン、薄い紫:パース、オレンジ:ブリスベン、紫:アデレード。

全体では価格上昇で先行きの楽観視が減っており、またアパートメントの建設が増えているので、この面からも需要が減っていくと見られている。

             (2)家計の指標

             (2)家計の指標

(左上)資産に対する債務の割合(青が住宅、赤が家計)、
(右上)収入に対する債務の割合、(依然として高水準になっている)
(左下)収入に対する金利支払いの割合(収入の伸びは緩やかなので、利下げが好影響となっている)、
(右下)家計貯蓄率(若干横這いから下がっているが、2007年以前とでは貯蓄率上昇)

金利低下が家計の債務を減少させサポートしている。

             3)オフィスの空室率

             3)オフィスの空室率

(左上)オーストラリア全体  (右上)紫がパース、オレンジはブリスベーン
(左下)緑がメルボルン、青はシドニー (右下)濃い紫がアデレード、水色はキャンベラ

          (4)銀行の不良先権比率

          (4)銀行の不良先権比率

水色の住宅関連は0.6%程度、クレジットカードは1.3%程度、その他の個人向け銀行貸出は2%。いずれも2013年頃をピークに改善傾向。

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