ユーロドル 反落後東京時間は小動き(2/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは1.1435-50の狭いレンジでの取引に終始しました。

ユーロドル 反落後東京時間は小動き(2/1夕)

ユーロドル 反落後東京時間は小動き

1日の東京市場でユーロドルは1.1435-50の狭いレンジでの取引に終始しました。
昨日未明のFOMCでは予想以上のFRBのハト派姿勢の強調にドルが急落し、続く東京時間にも1.1514まで上値を伸ばしたユーロドルでしたが、欧州時間に入ってドイツの小売売上高が予想を大幅に下回った他、イタリアのGDPが2四半期連続で前期比マイナスとなりリセッション入りしたことから反落。
さらにその後ドイツ連邦銀行のバイトマン総裁が2019年のドイツの経済成長率は12月に公表したばかりの予測を大幅に下回るだろうと講演で述べたことが追い打ちをかけ、昨晩ユーロドルは1.14台前半まで下落して、FOMCでの上昇をほぼはき出す形となりました。東京時間17:30現在はやや戻し1.1450近辺での取引です。

昨晩注目された米中貿易交渉では、交渉後に具体的な成果の提示は無く、2月に首脳会談を行って最終的な決着をつける方向性が示されただけで、生煮えのまま材料としては通過。市場の関心は今晩の米雇用統計に移っています。
テクニカルにはユーロドルは再び21日移動平均線(1.1424レベル)に接近、ただこの付近には、一目均衡表の基準線(1.1430)、90日移動平均線(1.1411)、転換線(1.1402)とサポートも厚く、また、中期レンジの中央付近でもあり明確な方向性は出ていません。

序盤の欧州株価指数先物はまちまち。今晩は22:30発表の米雇用統計以外にも、この後ドイツ、ユーロ圏の製造業PMI、19:00にはユーロ圏のCPI、23:45に米製造業PMI、24:00にはISM製造業指数、ミシガン大消費者信頼感指数、建設支出、卸売在庫と指標は盛りだくさんです。

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