ユーロ圏第4四半期GDP速報値予想
発表予定は日本時間2019年1月31日19時です
本日の日本時間19時にユーロ圏の4Q・GDPが発表されます。エコノミスト予想は前期比+0.2%、前年比+1.2%で、かなりのスローダウンとなっています。(上図の前年比ベース)
年率ベースではレンジとして+1.0%〜+1.6%までありますが、平均+1.2%ですので、大半のエコノミストが+1.3%以下の予想値になっています。
年初にECBが予想していた4Q・GDPは+0.4%だったですが、その時点よりはかなり下がっています。但し、先週のECB金融政策でも4Qのスローダウンは既に認識しています。これは独・仏などの稼働率低下が1要因で、欧州PMI製造業指数の低下傾向が裏付けています。
尚、ご参考までに下図はIMFが1月21日に公表した日米欧のGDP見通しになります。2019年はやはり米国の成長は他地域と比較して相対的に高くなっています。但し、2020年には米国経済の鈍化により、欧米のGDPが肩を並べる予想になっています。
(1月31日10:30、1ユーロ=1.1493米ドル、125円18銭)
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