シカゴポジション(CME)163
シカゴポジションは依然更新されていませんでした。今週も「シカゴポジション」の表題を維持し、現在の相場見通しのみ記します。下記のポジションはそのまま12月18日付を転載しています。
シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
(豪ドル/米ドル相場)
前回のシカゴポジション162回で、
「…新たに0.7130〜0.7210米ドルの豪ドル安トレンドラインができたので、先週の様な小動きになると、今週もこのトレンド内で上下しながら、豪ドルサポートラインをトライする流れになりそうです。(中略)レンジ上限を越えた場合、0.7230〜40、0.7270〜80、0.7310米ドルの順に抵抗線が控えています。トレンドライン下限を切ると、0.7100〜10、0.7070米ドルのサポートがあり… 」
としましたが、先週初はこのレンジ内で下値トライ先行し、木曜日に0.7070〜80米ドルのサポートで止まり、金曜日には0.7170米ドルまで買い戻され、上記カッコ内の豪ドル安トレンドライン上限付近で終わりました。今日は豪ドル続伸により、今日時点の抵抗線だった0.7180米ドルを上抜いて推移しています。まだ騙しの範囲内にはいますが、短期的な豪ドル安トレンドを上抜けており、豪ドルの戻り高トライの流れに入っている様です。
現状では0.7230〜50米ドルゾーンに抵抗線ありますが、越えて行くと0.7300〜10、0.7340米ドル付近までの上値余地が広がります。一方で下値は今日のNY終値で0.7160米ドルのサポートを下回って終わる様だと、上抜けはヒゲだけの騙しとなり、再度0.7090米ドルを下限サポートにしたトレンドライン内に潜りこみます。従い、今日NY終値で0.7190米ドル以上へ戻せば、豪ドル高方向への買戻し局面に入れます。
(1豪ドル=0.7191米ドル、1月28日15時30分現在)
オーダー/ポジション状況
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