ユーロドル反落、昨晩海外時間の上昇分を失う(1/8夕)

8日の東京市場でユーロドルは反落、朝方高値1.1485をつけた後は値を下げて、1.1432まで下落東京時間18:00現在はやや戻して1.1450レベルでの取引です。

ユーロドル反落、昨晩海外時間の上昇分を失う(1/8夕)

ユーロドル反落、昨晩海外時間の上昇分を失う

8日の東京市場でユーロドルは反落、朝方高値1.1485をつけた後は値を下げて、1.1432まで下落。東京時間18:00現在はやや戻して1.1450レベルでの取引です。
昨晩の海外市場では、米金利先高感の後退を背景にドルが円以外の主要通貨に対して売られる展開となり、また、夕刻発表されたドイツやユーロ圏の11月の小売売上高が軒並み事前予想を上回るなどユーロ要因での追い風も吹き、ユーロドルはレンジ上限のエリアである1.14台後半に上伸しました。
しかし、1.15に接近するにつれユーロ売りも強まり、東京時間には再びレンジ内に押し戻された形です。

年初の「アップルショック」で一時大きく下げたドル円も本日急落前の水準である109円台に戻し、また、先週のFRBパウエル議長のハト派発言に過度の株価の先安感も後退、市場は全般的に落ち着きを取り戻すとともに、次の材料探しに入っています。
テクニカルにはユーロドルは昨晩一時1.1460近辺の90日移動平均線を上抜けましたが、結局押し戻された形です。上方向はまずは1.1460の足場を固めてから1.15試しということになるのでしょうが、現状では材料不足。一方、下方向は1.1393の21日移動平均や、1.13台半ばの一目均衡表の雲の下限等サポートが多く底堅い雰囲気です。

序盤の欧州株価指数先物は概ね上昇。この後19:00にユーロ圏12月消費者信頼感指数確報の発表があります。
尚、本日までの予定で行われている米中時間級貿易協議は、昨日のロス商務長官の発言等から楽観的見方をベースに現在の相場が形成されていることから、関連のニュースには要注意です。

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ユーロドル日足

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