N$シカゴポジション
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルのポジションは、前週に続きショートポジションを約800枚増やしました。2週間で計約2,000枚増となっています。過去の最大は3万枚越えですので、あと1万枚程度の売り増しはできる計算になります。下図(2)を見ると、NZドルは急激に買戻されて上昇していますが、丁度12月4日のシカゴ締日が高値になっています。従い、今回のショート増はうまいレベルで売り増したことになります。直近底値から550ピップスも上げたので、買戻し局面からの調整入りになっています。終値ベースでの赤いサポートラインは0.6710米ドル付近に位置しています。
そのNZドル/米ドル相場は、まだ短期のNZドル高トレンドラインを維持しています。今週は0.6820〜0.7060米ドルになっています。あと60ピップス程度の下押しできる程度になっています。もし、ここを切って終わると0.6750〜60、0.6710米ドルのサポート狙いの動きになります。今回上昇の半値戻しが後者の水準になります。逆にサポート維持できれば、再度ダブルトップ狙える形になります。抵抗線としては0.6910、0.6940、ダブルトップの0.6970米ドルの順にあります。シカゴポジション勘案すると大きな売り増しは出来難い枚数なので、ダブルトップ越えると損切りが出易くなりそうです。(1NZドル=0.6882米ドル、12月11日11時30分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。
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