豪州中銀金融安定報告
豪州中央銀行は半年に一度の金融安定化報告を公表、前回よりも中国をはじめとする新興国に端を発してのグローバルリスクが高まっており、日本や欧州の金融システムの安定性が低下しているものの今のところオーストラリアの金融は大きな影響を受けていないとしています。
また、オーストラリアの住宅建設ブームは過剰供給への懸念を高めており住宅開発業者向けのローンで大きな損失が発生する恐れがあると指摘しています。
また、海外向けの与信については、豪州の銀行は中国へのエクスポージャーは大きくなく貿易関連が中心のためあまり懸念材料とはならないもののニュージーランド向けのエクスポージャーは大きく、高水準の住宅ローン債務残高や住宅価格の高騰がリスクを高めていてかつ、乳製品価格の低迷と地価下落がさらに追い討ちをかけている状況であると懸念を表明しています。
比較的経済的な結びつきが強いことから、比較的に他動きをするA$とN$ですが、ここでも両国の経済の深い結びつきが明らかとなっています。
オーダー/ポジション状況
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