トルコリラ円ショートコメント(2018/11/26)

先週のトルコリラは、最近のトルコリラ高のトレンドを緩やかに継続といった値動きとなりました。

トルコリラ円ショートコメント(2018/11/26)

トルコリラ円ショートコメント

まず先週の振り返りですが、もみあいを継続しやすい状況で「20.60レベルをサポートとしつつ、高値を延ばしていく動きを想定し21.50レベルをレジスタンスとする週」を考えました。実際のレンジは、安値が20.60レベル、高値が21.42レベルとほぼ予想通りの動きとなりました。

先週のトルコリラは、トルコ関連のニュースも出てはいましたが、為替相場に影響を与えるようなものでもなく、基本的に最近のトルコリラ高のトレンドを緩やかに継続といった値動きとなりました。ほぼ、この3週間は21円を挟んで横方向への動きではありますが、週後半の11月高値を上抜ける動きは強いと見てよいでしょう。

また今週は経済指標はそれなりに多いのですが、気になるのは30日の貿易収支(10月分)でしょうか。最近の原油急落はまだ含まれないものの、10月も原油価格は一貫して下げていますので、ひょっとすると予想よりも良い数字が出る可能性があります。当然逆の可能性もありますので、一応注意しておきたいところです。

それ以外には特筆すべきこともありませんので、いつもの時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

実に緩やかな上昇トレンドとなっていることがわかります。
中段の対ドルの動きも緩やかにドル売りトルコリラ買いの動きとなっていて、今週もこの動きは継続すると考え、21.10レベルをサポートに、21.60レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

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