3. N$シカゴポジション（2018年10月23日現在）

N$シカゴポジション（2018年10月23日現在）

NZドルのポジションは、ショートポジションを小幅減少しました。ネットショートを2,400枚減らし、33,000枚までとなっています。

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N$シカゴポジション（2018年10月23日現在）

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N$シカゴポジション（2018年10月23日現在）

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル、NZドル/米ドル＝100,000NZドル

NZドルのポジションは、ショートポジションを小幅減少しました。ネットショートを2,400枚減らし、33,000枚までとなっています。3万枚越えでもかなりのショート積み上げですが、NZドル先安観が根強いので、手仕舞いしないまま横這いを続けているようです。内訳はロング1,500枚減、ショート3,900枚減ですので、総枚数では5,400枚も減らし、リスクを減少させています。ポジション枚数だけ見ると、依然としてかなり強気のNZドル先安観を持ったままになっています。下図（２）を見ると、水色のNZドル安トレンドライン内にはいますが、終値ベースではレンジ上限に貼り付く動きを続けています。

そのNZドル/米ドル相場は、先週0.6560米ドルにあったNZドル抵抗線をヒゲだけ抜きましたが、再度引き戻されています。現在のNZドル安トレンドラインは新たに0.6350〜0.66米ドルにできています。また、豪ドル同様に金曜日はトンボに近い陽線で引けているので、0.6460米ドルは一度買い戻しの水準になりそうです。ここを切って終わった場合のみ0.6350米ドル方向へのトライになります。上値は0.6570〜80、0.6600米ドルに抵抗線があり、後者を抜けて終わるとショートカバーが入り易く、0.6640、0.6690〜0.67米ドルの順に戻り高をトライする流れに入ります。場合によりシカゴポジションのショートカバーも入り易くなります。ショートの積み上げ枚数が大きいので、売り増しできる余裕は少ないと思います。（1NZドル＝0.6543米ドル、10月29日15時20分現在）
以上

N$シカゴポジション（2018年10月23日現在） 2枚目の画像

（ご参考）直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ（青）はネットポジション（左目盛）、折れ線（オレンジ）は締日のNY終値（右目盛）、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。

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