オーストラリアドル週報(2018年10月第4週)

豪ドル/円、短期は上値トライに失敗して下値リスクがより高い状態。中期も豪ドル弱気の流れ変わらず。

オーストラリアドル週報(2018年10月第4週)

豪ドル/円、短期は上値トライに失敗して下値リスクがより高い状態。

中期も豪ドル弱気の流れ変わらず。

オーストラリア経済自体に大きな変化は見られません。今週は注目されるオーストラリアの経済指標の発表がありませんでしたが、米国株式市場の急落や米中貿易摩擦問題の長期化による先行きの世界経済の不透明感が漂う中、為替市場でもリスク回避的な動きが強まっており、豪ドルは対ドル、対円で上値の重い展開が続いています。

チャートを見ると、日足は79.00〜80.50でのレンジ内で上下の抵抗を抜け切れない状態が続いていますが、上値を切り下げる流れに変化が認められず、80.50超えで終えない限り、日足の形状が改善せず、下値リスクがより高い状態です。また、78.90-00の下値抵抗を守り切れずに終えた場合は、新たな下落トレンド入りの可能性が高くなります。
日足の上値抵抗は79.80-90、80.40-50に、下値抵抗は78.90-00、77.60-70にあります。21日移動平均線は80.45に位置しており、今週の上値トライでもこれを上抜け切れずに押し戻されており、短期トレンドは豪ドル弱気の流れにあります。また、120日、200日移動平均線も81.68と82.51に位置しており、中期トレンドも豪ドル弱気に変わりありません。

一方直近の週足は小陽線で続落を食い止めましたが、上昇余力の強いものではなく80.50-60の上値抵抗を抜け切れずに押し戻されています。また、今週も80円越えトライに失敗して反落に転じており、下値リスクがより高い状態にあります。週足の下値抵抗が78.80-90にありますが、これを割り込んで越週した場合は新たな下落リスクが点灯して78.00以下の下値抵抗の厚さを確認する動きが強まり易くなります。週足の上値抵抗は80.50-60、81.70-80に、下値抵抗は78.80-90、76.10-20にあります。
31週、62週移動平均線は、81.73と84.04にあり、中期トレンドは豪ドル弱気の流れにあります。82.50超えで越週するまでは中期トレンドも大きく変化しません。

豪ドル/円、短期は上値トライに失敗して下値リスクがより高い状態。

豪ドル/円【週足】:(10/24現在31週移動平均線と62週線が81.73と84.04にあり、中期トレンドは豪ドル弱気の流れに変化が認められない)

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