3. A$シカゴポジション(2018年9月3日現在)

A$シカゴポジション(2018年9月3日現在)

シカゴの豪ドルポジションはネットショートが5,600枚減少しました。内訳はロングが僅か700枚減、ショートは6,300減で、先週に続き総枚数は減少しました。

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A$シカゴポジション(2018年9月3日現在)

A$シカゴポジション

A$シカゴポジション

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、＋数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位（１枚当たり）：豪ドル/米ドル＝100,000豪ドル

シカゴの豪ドルポジションはネットショートが5,600枚減少しました。内訳はロングが僅か700枚減、ショートは6,300減で、先週に続き総枚数は減少しました。シカゴはポジションを若干手仕舞いしたものの、チャートを見ると、相場は水色の豪ドル安トレンドラインに沿って下落しています。現在のスポットは0.72豪ドル以下ですので、締日より100ピップス以上豪ドル安となっています。


先週「ポジションは5万枚前後がこれで10週間続いており、やはり過去のパターンである最大枚数5〜6万枚よりも越えてポジションを膨らませるエネルギーはない様です。」とコメントしましたが、ポジションを軽くして、相場が下落していることは、売り手が変わってきているのかもしれません。中期的な相場の転換点に入り始めている可能性もあるので、次回のシカゴ締日（9月4日締め、公表9月7日夜中）のポジション状況は興味深くなります。

その豪ドル/米ドル相場は、引き続き豪ドル安トレンドライン0.7130〜0.7420米ドルを維持しています。先週はこの手前にあった0.7390〜0.74米ドルの抵抗線を割った上、8月中旬の底値も切ったので、トレンドライン下限までの押し余地ができています。この下値（0.7130〜40米ドル）水準は2016年5月と12月の底値とほぼ同じで、今回3回目トライになります。

もし維持されると豪ドルはかなりの戻りが予想されます。逆に下割れになると0.6980〜0.70米ドル付近までの下値余地が広がります。シカゴポジションが手仕舞いして、その他のプレーヤーが売り始めているので、場合によってはトレンドライン上限方向けの反発も想定しておいた方が良いと思います。

上値抵抗線は0.7240、0.7270、0.7340米ドルの順にあります。
(1豪ドル＝0.7195米ドル、9月3日14時45分現在)

A$シカゴポジション 2枚目の画像

直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ（青）はネットポジション（左目盛）、折れ線（オレンジ）は締日のNY終値（右目盛）、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。別途水色とオレンジを加えています。

オーダー/ポジション状況

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