N$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年6月26日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
NZドルのポジションは更にショートを積み上げました。ロングは僅か200枚程度しか増やしていませんが、ショートは1,800枚増加させています。下図を見ると、ネットショートの枚数が昨年12月と同じ水準まできています。シカゴだけみると、ここからのNZドル下押しには限界がきているかもしれません。しかも先週、ロングからショートにひっくり返しているので、持ち値が悪く、相場が戻り始めると逆にNZドル上げのエネルギーに変わる可能性も含んでいるので、ここからの突っ込み売りは避ける必要がありそうです。
そのNZドル/米ドル相場は、先週0.6850米ドルのダブルボトムを下抜けて一段安になりました。更に昨年11月底値の0.6780米ドルも下回り、0.6732米ドルまで下落しました。現在は若干戻していますが、NZドル一段安の流れは継続しています。当面は0.6720、0.6680米ドルのサポートを狙う流れです。一方で上値は0.6810〜20米ドルにある抵抗線を越えれば、ある程度の下値リスクが減じられますが、短期的なNZドル安の流れを消すには0.6850米ドルを越えることが必要になります。(1NZドル=0.6770米ドル、7月2日15時20分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
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