A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年6月26日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを2,100枚減らし、一部手仕舞いした形になっています。内訳はロングが+900増、ショートは▼1,200減となりました。下図を見ると、昨年5月底値からの横線であるオレンジ色のラインと今年高値からの抵抗線(=水色)との間でディセンディングトライアングルを形成しています。通常パターンですと下抜けリスクが非常に高く、次の大きな豪ドル安を形成しますが、最大でもあと1ヶ月半の時間経過でどちらかの抜けが判明しそうです。但し、シカゴポジションはショート枚数では過去最高ですので、ここからの売り余力は少なく、シカゴ筋からの下押しエネルギーとしては弱くなっています。
その豪ドル/米ドル相場は、豪ドル安トレンドライン0.7320〜0.7590米ドルに沿って推移しています。このレンジ幅は先週までのレンジ下限を割ったので少し下値幅が広がりました。このレンジ内の0.7470米ドルに強い抵抗線ありますが、現在はここまで戻せずに新たにできた抵抗線0.7410米ドルに止められています。0.7410米ドルを越えて始めて0.7470米ドルまでの上値余地が広がります。トレンドは豪ドル戻り売りを示唆しているので、目先はどこまで戻してくれるか確認する動きです。一方で下値は0.7360〜700、0.7340米ドルにサポートあります。先週同様に、シカゴポジションを勘案すると突っ込み売りは避けた方が良いと思われます。(1ドル=0.7377米ドル、7月2日15時20分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
オーダー/ポジション状況
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