ユーロ FOMC、ECB理事会控え膠着(6/13夕)

13日の東京時間にユーロドルは1.1730-50の狭いレンジを中心とした取引に終始しました。

ユーロ FOMC、ECB理事会控え膠着(6/13夕)

ユーロ FOMC、ECB理事会控え膠着

13日の東京時間にユーロドルは1.1730-50の狭いレンジを中心とした取引に終始しました。明日未明に公表される6月のFOMCの金融政策では0.25%の利上げがほぼ確実視されていますが、同時に発表されるFOMCメンバーの金利見通しと3:30からのパウエル議長の記者会見に注目が集まります。

昨晩は公表された5月の米消費者物価指数が前年比+2.8%と6ヶ月ぶりの高水準となり、また、パウエル議長が今後FOMC後は毎回記者会見を行う意向であることが報じられ、市場とのコミュニケーションを密にして機動的な利上げに対応するのではないかとの憶測からドルが買われ、ユーロドルは1.18レベルから1.17台前半まで下落しました。
加えて、最近の米経済指標の好調から、FOMCの経済見通しでこれまで参加者の中央値だった今年3回の利上げが4回に上方修正される可能性を睨んで、本日ドルは底堅い動きとなっています。
この後FOMC前の21:30には米5月の生産者物価指数も発表され、政策判断材料として注目されます。

昨日のドル上昇でユーロドルは本日1.1768レベルの転換線を割り込んできましたが、21日線(1.1725レベル)、転換線(1.1729レベル)に今のところ支えられている状況です。

一方で日本時間明日夜にはECB理事会とドラギ総裁記者会見も予定されており、こちらは足下指標から景気の変調が疑われる中で、ECB理事からは強気発言が目立つなどやや中身が予測しにくい状況です。
とりあえず俄にテーマとなっている、先々の債券買い入れ停止や利上げについての議論を見極める必要があり、今晩のユーロドルの動きを鈍らせそうです。

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