オーストラリア 5月失業率予想
(6月13日13時現在)
(1) 就業者数…前回4月は予想を上回る数値になりました。下向き傾向が続いていた移動平均線はやっと下げ止まった形です。それでも2017年央からの水準から下がっています。(図オレンジ色矢印)
尚、2017年は+36万人増で、月平均が約3万人増となっています。今年の1月〜4月は平均+1.51万人ですので、昨年の半分程度の伸びに留まっています。
また例年の5月数値(図○印)は概して4月よりは低い結果になっています。
(黒い線はゼロ、○印は各年5月)
(2) 失業率…4月の結果は5.6%で3月より悪化し、下図の黒い線(5.6%)の分岐点まで悪化しています。5月予想は0.1%改善の5.5%予想になっています。(黒い線は5.6%)
豪ドルは昨日発表の豪州住宅ローン貸出が予想下回る結果となり、豪ドルが緩んでいます。それでも0.7420〜0.7660米ドルの豪ドル安トレンドラインの分岐点である0.7540米ドルサポートは維持されています。ここを切った場合には底値からのサポート0.7510米ドルがあり、更にこのサポートも下回った場合にはレンジ下限0.7420米ドルが視野に入ってきます。
明日、この失業率発表前に、米FOMCの金融政策が公表されます。米ドル全面高の現状で、引き締め強まると豪ドルが売られ易くなります。(1豪ドル=0.7568米ドル、6月13日13時30分現在)
オーダー/ポジション状況
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