A$シカゴポジション
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年5月15日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを6,300枚増やし、▼23,100枚となりました。内訳はロングが+9,800増、ショートも16,100枚増で、引き続き売り下がりましたが、相場は横這っています。またポジションの総枚数は今週も2.5万枚(4週間で計9万8000枚増)積み上げています。下図(1)を見ると、豪ドルは先週よりやや豪ドル上向きになっており、この間に増加させたショートはコストの良い売りではない様です。ネットショートのポジションは過去1年では2万枚程度、数年単位でも2.5万〜3万枚が最大となっており、まだ売れる余裕はありますが、ここまでの積み上げ総枚数を勘案するとそろそろ売り増しも厳しくなりそうです。
その豪ドル/米ドル相場は、豪ドル安トレンドラインが今日現在0.7480〜0.7720米ドルにあります。過去2週間で一度トレンドラインの下限を下抜き、底値0.7410米ドル付近までトライしましたが、先週の底値は0.7450米ドルまでしかなく、現在はトレンドライン内に回帰しています。次第にラウンドボトムの様な形を形成しているので、0.7460米ドルを維持すると、トレンドライン内の上値抵抗線0.7600〜20米ドルまでの戻り余地がでてきます。更にここを越えていく動きがでればレンジ上限(0.7720米ドル)までの余地が広がります。このケースではシカゴポジションのショートもカバーされる可能性が高くなりそうです。下値は0.7460米ドルを切った場合は0.7410米ドルのダブルボトムまでの下値余地が広がります。(1豪ドル=0.7518米ドル、5月21日14時40分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
オーダー/ポジション状況
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