ユーロドル反発続く、一旦底打ちか(5/14夕)

週明けの東京市場でユーロドルは続伸。9日に1.1823の安値をつけた後は、米物価指

ユーロドル反発続く、一旦底打ちか(5/14夕)

ユーロドル反発続く、一旦底打ちか

週明けの東京市場でユーロドルは続伸。9日に1.1823の安値をつけた後は、米物価指標の不発によるドル売りと、一旦主要市場イベント終了によるユーロ売りポジションの解消の動きからユーロドルは買戻しが続いています。
東京時間に1.19台半ばから1.1985レベルまでユーロがじり高推移した後に欧州勢参入後は一時1.1990をつけ、東京時間19:30現在も1.1980近辺と本日の高値圏での取引となっています。
本日夕刻ECB政策委員会メンバーのビルロワドガローフランス中銀総裁は1-3月のユーロ圏の経済減速は一時的なものとの見方を示し、量的緩和終了が近いこと、その後の利上げも数年後という遠い話ではないことなどを述べました。

ユーロは一旦3月までの経済指標の悪化を織り込み、今後はECB関係者の言うようにこれが一時的な現象なのか、それともより根深い景気減速につながるものなのかを、今月以降でてくる2Qの指標で検討することになります。

本日この後海外時間に大きな経済指標の発表は予想されておらず、今晩は明確な方向感は出にくい状況ですが、ユーロドルが3日続伸している間に1.2020レベルにある200日移動平均線が接近してきており、実勢レートが今晩のところは節目の1.20やこの移動平均線につっかけていくことができるかに注目です。
序盤の欧州株価指数先物は軟調に推移。

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