A$シカゴポジション(2018年4月24日現在)
主要通貨ポジション(単位:枚)(2018年4月24日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル
シカゴの豪ドルポジションはネットショートを▼3,400枚まで減らしましたが、内訳は非常に悪くなっています。ロングを20,000枚増(難平買い)、ショートを13,000枚増(売り下がり)となり、総枚数は1週間で計33,000枚も増加させ、両建てを増やしています。過去2週間で総枚数22,000枚減少から一気にポジションを増やしました。相場としては豪ドル下落で利確した格好になっていますが、総枚数増加でここからどちらかのポジションを手仕舞いしていく可能性が高まっていくことも考えられます。この場合に、ロングを先に減らすと豪ドル下落後に相場は一度底打ち、ショート減らすと相場は豪ドル高に戻りますが、ロングが上値を抑え込みそうです。下図(1)を見ると、豪ドル高トレンドラインを下抜いたことで、ロングを先に切る可能性が高くなっています。今日はシカゴ締日(残高数値は週末金曜日引け後)ですので要注意です。
その豪ドル/米ドル相場は、先週日足ベースの豪ドル安トレンドライン0.7590〜0.7830米ドルの下限を抜き一段安のトライに入り、当面0.7570米ドル方向にとしましたが、先週はそのターゲットすら若干超えた水準まで下落しました。上記の豪ドル安トレンドラインは今週0.7560〜0.7800米ドルにあるので、0.7560米ドルを越えて終れば豪ドル底抜けは阻止されますが、下落速度がゆっくりとなるだけで、豪ドル安トレンドは変わりません。現状では0.7500〜10米ドルが今年1月のダブルボトムになりますので、一度は止まると思いますが、抜けた場合は一段安に入ります。0.7460〜70米ドルが視野に入りそうです。(1豪ドル=0.7544米ドル、5月1日13時45分現在)
(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)、赤はサポートライン。緑は抵抗線になっています。
オーダー/ポジション状況
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