3月NZ・企業景況感指数
本日(金曜日)早朝、NZの3月PMI指数(企業景況感指数)が発表されました。
3月数値は52.2となり、前月の53.3(当初の53.4から下方修正)から下がり、ここ数ヶ月PMI指数の不冴えが続いています。
大きく落ち込んだ昨年12月以降あまり芳しい数値ではなく、しかも3月数値は長期平均値53.2以下となっています。また、各項目は完成品在庫を除き、全て2月より下がっています。この状況では在庫増となっても後ろ向き在庫との見方になっても不思議ではありません。
(1)項目
(2)PMI指数の月別推移と3ヶ月移動平均(赤い線は長期平均値に置いています。)
PMI指数は50(黒い線)を基準に「良し・悪し」を示しています.
為替はこのPMI指数にほとんど反応せず、小動きに終始しています。
発表前に0.7380米ドル付近で推移していましたが、発表後に5ピップス程度NZドル売り、その後10ピップス程度買われてから、15ピップス下落しているだけです。
NZドル自体は0.7180〜0.7440米ドルレンジ内にいて、0.7290〜0.73米ドルの抵抗線抜けたことで、レンジ上限方向狙いは変わっていません。現在は週初のシカゴポジション122でレポートした2つ目の0.7390米ドル抵抗線で止められている状況です。この間に下値は0.7320〜30にサポートが出来ているので、もしここを切ると今回のNZドル上げは小休止になります。(4月13日11:11、1NZドル=0.7375米ドル)
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