オーストラリアの10月住宅ローン貸出の結果
本日、10月の住宅ローン貸出件数が公表され、結果は▼0.6%(予想▼2.0%)となり予想を上回りました。9月は前回の▼2.3%が▼2.5%に下方修正され、これを勘案すると▼0.8%で、これも予想を上回っていますが、引き続きマイナスですので、あまり芳しい数値ではありません。
下図の豪州統計局作成のトレンドラインは上向き傾向を維持していますが、季節調整済数値(灰色の折れ線)は2015年高値と同じ水準を越えられない状態が続いています。(下図の赤い線)。
個別明細としては下記となっています。尚、全体数値の83%〜85%程度を中古住宅ローンが占めています。10月は全ての項目でマイナスになっています。
10月 9月(前回)
全体 ▼0.6% ▼2.5%(←▼2.3%)
建設中 ▼1.4% ▼2.1%(←▼2.6%)
新築住宅 ▼1.6% +1.3%(←+1.8%)
中古住宅 ▼0.4% ▼2.8%(←▼2.6%)
借り換え ▼0.1% ▼1.4%(←▼1.0%)
豪ドル/米ドルは指標発前に0.7505〜10米ドル付近で推移していましたが、発表後も約2時間経過していますが、0.7502〜10米ドルレンジに留まり、全く動いていません。既に0.7520米ドルのサポートを下抜きかけているので、現状では0.7440米ドル狙える方向の流れにいます。予想上回る数値に売れなかっただけで、数値自体はマイナスですので、豪ドル安トレンドを確認するような指数になっています。
上値は0.7620米ドルを越えないと豪ドル安の流れは強いままです。来週以降シカゴポジションがどの様に対応するか注目されます。(12月8日11:20、1豪ドル=0.7505米ドル)
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
東京市場のドルは154円台後半で推移、日銀による追加利上げ観測が円安のブレーキ役に(24/11/22)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株のしっかりとした推移を材料にじり高の展開となり154円台後半で推移した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.22
ドル円 値動きそのものは激しいが、結果レンジ内か(11/22夕)
東京市場はドルが小高い。やや激しめの乱高下をたどるなか、最終的にドルは高値引け。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.11.22
ドル円154円台前半、本邦CPI高止まり等で一時154円割れ (11/22午前)
22日午前の東京市場でドル円は「往って来い」。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:橋本 光正
2017.12.11
A$シカゴポジション(2017年12月5日現在)
豪ドルはネットロング1,400枚の微増となり、ネットロングが4万枚越えになりました。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:川合 美智子
2017.12.07
オーストラリアドル週報(2017年12月第二週)
6日に発表されたオーストラリアの第3四半期GDPは前期比で+0.6%、前年比で+2.8%と予想比で若干弱めの数値となりました。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。