ユーロ 上下に振れた後朝のレベルに戻る(10/13夕)

13日の東京市場でユーロは上下に振れましたが結局夕刻は1.1830レベルと朝方と同水準での取引となっています。

ユーロ 上下に振れた後朝のレベルに戻る(10/13夕)

ユーロ 上下に振れた後、朝のレベルに戻る

13日の東京市場でユーロは上下に振れましたが結局夕刻は1.1830レベルと朝方と同水準での取引となっています。
ユーロドルはブルームバーグが朝方流した「ECBは来年一月以降の債権購入額を少なくとも半分減らしプログラムを少なくとも9ヶ月延長することを検討」との報道で当初市場が想定していた1/4から1/3の減額よりも規模が大きいこともあり買いが入り、一時1.1852まで上昇しました。しかしその後欧州時間に入り欧州の長期債の利回りが軒並み低下したことから、一転してユーロドルは下値試しとなり1.1815まで下落しましたが下値も攻めきれず、結局朝方と同水準の1.1830レベルで欧州時間を迎えています。

ユーロドルは昨晩の海外市場で米生産者物価指数が堅調だったこともあり東京時間の1.1880レベルから下落、チャート上は9月形成のヘッドアンドショルダーのネックラインが効いた形になっています。
現在の取引レベルは本日1.1829レベルの21日移動平均線とほぼ同値。この水準を維持できなかった場合には、やはり下値は当初のターゲット1.1600まで広がっているものと見られます。
一方で1.18台前半は5日移動平均(1.1813近辺)ネックラインの起点8/31安値(1.1823)そして上記の21日移動平均線とサポートも多く、今晩の米指標等の波乱で1.19台に乗せることがあれば底値打ちの可能性を検討する必要が出てきます。そういう意味でユーロドルは引き続き重要な分岐点にあると考えてよいでしょう。本日は週末でもあり、今晩の終値レベルが上記の各ポイントを踏まえ次週以降の明確な方向性を示す位置で終わるかが注目されます。

今晩は年内の米金融政策を占う上で最も注目される9月の消費者物価指数の発表が21:30から。
同時刻には小売売上高もリリースされます。加えてシカゴ連銀のエバンス総裁とダラス連銀のカプラン総裁が講演する他、ミシガン大学消費者マインド指数も発表されるなど米国のイベントが濃い週末となっています。序盤の欧州株価指数先鋳物はまちまちの動き。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る