9月ニュージーランド企業景況感指数
9月数値は57.5となり、8月よりは下がっていますが、長期の平均値53.4から大きく上回っています。また今年2月以降は55(赤い線)よりも上で推移しており、景況感指数は良好になっています。但し、個別内容では雇用が大きく落ちており、NZ中銀も気にしている様です。新規受注が更に伸びており、生産面では好調を維持しています。
PMI指数は50(黒い線)を基準に「良し・悪し」を示していますが、NZ経済は全般的に好調さを維持しているので、55(赤い線)に別途基準ラインを加えています。
為替は発表前に0.7130米ドル付近で推移していましたが、発表後もほとんど変わらない0.7135米ドル付近となり、その後も0.7122〜44米ドルの小幅レンジで推移しています。
NZドル自体は0.7150〜0.7350米ドルレンジを下抜けてから0.7050米ドルサポートで止められ、現在は小康状態になっています。NZドル安を戻すには0.7210米ドル越えまで回復することが必要です。それまでは再度0.7050米ドル、更に0.6990、0.6950米ドルまで下押しする可能性を残しています。(10月13日13時15分、1NZドル=0.7138米ドル)
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