ユーロ反発 カタルーニャ情勢注視(10/10夕)

連休明けの東京市場ではユーロ買いが強まり、一時1.18台を回復しました。

ユーロ反発 カタルーニャ情勢注視(10/10夕)

ユーロ反発 カタルーニャ情勢注視

連休明けの東京市場ではユーロ買いが強まり、一時1.18台を回復しました。

昨晩、ECBのラウテンシュレーガー専務理事がECBの量的緩和終了に向けて前向きな発現をしたことから、改めてユーロを買いなおす動きが出ています。
本日スペインカタルーニャ州では独立宣言を行うか否かが州議会で議論される見込みですが、スペイン政府は独立宣言が出た場合には州首相の逮捕等の強硬措置に出る構えです。
ただ、一旦ユーロ相場にはカタルーニャ問題は織り込まれていることから、昨日から今日にかけて特に新しい進展がなく、新たなユーロ売り材料とはなっていません。
夕刻発表されたドイツの8月の貿易収支で貿易黒字額は216億ユーロと事前予想を上回りました。輸出入ともに予想を上回る内容で、ドイツ経済がユーロ高にもかかわらず輸出に牽引されて活性化している様子が伺える内容となりました。

ユーロドルのここまでの高値は1.1804。1.18台ではカタルーニャ情勢を懸念してのユーロ売りも出て東京時間20:00は1.1780前後での取引です。
ユーロドルが再び上昇に転じたと判断するためには1.1860レベルをきれいに上抜けてくる必要があり、今のところはどちらとも判断できない状況です。
とりあえず今晩のところは、カタルーニャ州議会の出方待ち、時間不明ですがプチダモン州首相が行う予定の演説の内容に注目が集まります。当初は独立宣言を行う可能性が高いと見られていましたが、スペイン政府の強硬姿勢、周辺国の支持拒絶、州内からも反対の声が上がるなど情勢は流動的で、直前になって演説の内容は不透明なものとなってきています。
今晩は米欧ともに大きな経済指標等は予定されていません。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの推移。

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る