ユーロレンジ内での動きに終始
12日の東京市場でユーロは終日方向感無く推移しました。
昨晩は、材料難の中、北朝鮮に対する国連の追加制裁の内容から原油の禁輸処置が落ちたと伝えられたことや、ハリケーン「イルマ」による被害額が当初見込みより大幅に少ないものに収まりそうとの見通しから、ドルが買い戻される動きとなりユーロドルも一時1.1950を割り込む水準まで下落。
今朝方は国連安全保障理事会で、北朝鮮に対する追加制裁が決議されたものの、北朝鮮からは今のところ反応が伝わっておらず、伝えられたとおり制裁内容が当初のアメリカ案よりも後退したこともあり、今朝7時過ぎの決議以降為替市場はほとんど動いていない状況です。
夕刻18:00現在のユーロドルは1.1960近辺での取引。
本日も米欧ともにほとんど何も重要指標等の材料のない日で、強いてあげるとすれば22:45からECBコンスタンシオ副総裁の講演が予定されている程度です。
リスク回避の動きの後退でユーロ圏の株価指数先物はほぼ全面高、為替は次の材料探しとなりそうです。
オーダー/ポジション状況
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