ドル円買い戻し継続110円台乗せ(9/13朝)

12日の海外市場ではリスク回避の後退の動きが継続、対円でのドルの買い戻しからドル円は7営業日ぶりに110円台を回復しています。

ドル円買い戻し継続110円台乗せ(9/13朝)

ドル円買い戻し継続110円台乗せ

12日の海外市場ではリスク回避の後退の動きが継続、対円でのドルの買い戻しからドル円は7営業日ぶりに110円台を回復しました。東京時間7:00現在ドル円は110.20近辺で取引きされています。

北朝鮮は国連の軍縮会議の場で昨日の追加制裁措置について「主権侵害行為であり違法で不法だ」「北朝鮮はこれを傍観するつもりはなく代償は確実に支払わせる」などと反発しましたが、予想の範囲内の反応ととらえられたため、対円でのドルの買い戻しは継続しました。

リスクオンの流れが続いたことで欧米株式はほぼ全面高となり、NYダウも前日比+61.49ドルの22,118.86ドルと約一カ月ぶりに終値ベースでの高値を更新しています。

ドル円は週明けからの買い戻しでセンチメントが大きく変化、テクニカル面でも一目均衡表の基準線、転換線や5日、21日の移動平均線を上抜けてきています。
ただ、この動きは前週までに構築された強い悲観論からの円買いポジション解消の側面が強いことから、ドル買いの継続性にはやや疑問も残ります。

このあと8:50からは本邦8月の企業物価指数、9:30には豪ウエストパック消費者信頼感指数の発表が予定されています。

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